さんすくみ

さんすくみ、辞書に書かれている意味は三者がお互いに牽制しあって自由に動けないことらしい。

さて、このマンガの三者って？
それは神社の跡取り、お寺の跡取り、そして教会の跡取り息子の３人でした。




始まりはこの作品からかな。高校時代にふとしたきっかけでそれぞれが違う宗教の跡取り息子だってことがばれて、以来腐れ縁。３人ともちゃんとキャラが立ってて男子３人が集まってわちゃわちゃしてるのが何とも面白いんですよ、これ。
ホントならお年頃の男子達なんだからもう少し愛だの恋だのあってもいいのに、あんまりそういう気配もなく……。神社とかお寺とか教会ってあんまり今の日本じゃ日常的に接することもなくなったからこそ、こういうマンガで妙に親しみを感じてしまうのかもしれませんな。

いろいろと蘊蓄もあってそこも結構ためになります。神社にお参りして神職さんをお見かけすることがあれば、わたしもちょっと装束とか見てみたいです。それにしても、住職さんのド派手な袈裟って高いんですねぇ、びっくりです！


１冊４２０円也

written by 宇川晶



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