セーラー服が似合う男の娘の藍川絆ちゃんのお話もこれで最終巻です。
まあ、なんのかんのと槙くんが文句を言いながらも、相変わらずイチャコラしてます。そうこうしてるうちに槙くんの母親に絆ちゃんが恋人として認知されてます。カワイイなら男の子でもOKだそうで、理解のある親です。槙くんが絆ちゃんになんで女装しているのか今更ながら尋ねます。それは似合っているから。この格好が一番自分らしいから。藍川らしいって言われるのがとっても嬉しいから。だから、槙くんにそう言われるととても嬉しいととてもキュートに答えてくれます。
学校には、絆ちゃんの非公式ファンクラブがあります。しかも派閥まであります。「絆ちゃんは女の子だよ」派、「絆ちゃんは男の子だよ」派、「絆ちゃんならどちらでもいいよ派」の3派です。すったもんだの果てに絆ちゃんを脱がして確かめようとする輩まで出現する始末。果たして絆ちゃんはこのピンチを凌ぎきれるのか?
まあ色々ありましたが、出会って1年です。思いを告げる絆ちゃん。それに答える槙くん。そして決めのセリフはBLのテンプレ「男とか女とか言う前に藍川が好きなんだよ」です。そして、今更ながら周囲の人たちに交際宣言です。
そして、後日談へ・・・爛れた生活を目指すそうです。
まあ、正直なところストーリーは、あんまり盛り上がりませんでしたが、絆ちゃんが可愛い男の娘キャラだったので良しとするか。
600円なり
by華色平詩郎