新生火閻魔人こと桃源津那美のお話も2巻目です。
1巻ラストで、ココの活躍もあって、この世への転生を阻止したはずのあの鬼が登場。
なんと用意周到にも、別ルートで転生を果たしてます。1巻を改めて読み直すと、ちゃんと伏線が・・・。全くもって、奴の張った蜘蛛の巣に捕らわれたままなのです。
津那美と座敷童子が激突です。舞台は木造の古い廃校。キッチリと罠が仕掛けられています。今回は全てにおいて座敷童子が一枚上手です。エルネスティーネを人質に取られて万事休すです。直接対決もできないまま津那美陣営の惨敗です。高笑いとともに座敷童子は去っていきます。このエピソードは、1987年に描かれたお話を再構築してますので、元のお話を改めて読み返すとおもしろさが倍増します。
それよりも、単行本についていた帯を見てビックリです。なんと「低俗霊狩り」の未完のエピソード「自動人形」が再開されるとか。まさかこんな日がこようとは、続きを待ちこがれてはや20年。ついに読むことができるとは・・・。散々ネタにしていたのに、なんだか楽しみなような怖いような・・・11月26日発売予定の月刊コミックGUM1月号に掲載予定なので、買って読んでみようと思います。
651円なり
by華色平詩郎